桜の花びらが、雪のようにはらはらと散る様が、
好きです。
地面には、散った桜の花びらと、
なぜか、花の根本からちぎられたものが落ちています。
花を花ごとちぎっているのは、
「スズメ」だそうです。
スズメは、クチバシが短く、花から直接蜜を吸うことができないため、
花をへし折って、ラッパを吹くようにして、蜜を吸うのだそうです。
今まで、桜の花の蜜を吸うのは、メジロなどのクチバシの長い鳥たちだったそうです。
それが近年では、スズメたちがメジロたちの姿を真似する余裕になったようです。
スズメのエサが変わってきているのでしょうね。
その原因には、あらゆることが関わっていると思いますが、人の力はとても大きいのではないでしょうか。
ある時、スズメがカラスのように、意志をもった生き物に、見えたことがあります。
昭和の頃、スズメは、大きな群れをなしていて、人が近づくと、逃げました。
近年のスズメは、人の食べ物を好んで狙うようになってきています。
私が外でランチをしていた時も、子どもがテーブルに落としたパンくずを、人間を怖がりもせず、拾ってゆくのです。
スズメが現象していると聞いたことがありますが、
スズメが進化していることも、事実でしょう。
スズメに、意志が見える。
- 2020-04-23
- 自然

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